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Kaori Naka

Author:Kaori Naka
東インド古典舞踊オディッシーダンサー。オディッシーの中でも日本ではめずらしいデバプラサッドダスステイルを継承しています。
インド首都、デリー在住です。

仲 香織の詳しいプロフィール&
クラス情報を知りたい方はホームページを御覧下さい。→→→Debadhara HP

公演やWSのお知らせ→→→→HP Debadhara Yoga&Odissi

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Debadhara OdissiのBlog
・・・・・デリー在住の日本人インド舞踊家のたわいのない話。東インド古典舞踊やヨガ、おススメイベントや、日々の事をつづっています・・・・・・    ・・・たまに役立つインド情報満載!・・・    
「Abhinaya Chandrika and Odissi」の著者 Maya Dasさんにお会いしました。
現在勉強しているアビナヤチャンドリカのとても参考になる下の本の著者Maya Dasさんが
踊りの学校へレクチャーにやってきました。
こういう素晴らしい機会を無料であたえてくれるJyoti 先生にはちょっと、頭が上がりません。。。。

体調不良のせいか、全然質問とか用意していかず、後悔。。
謙虚で、でもめちゃくちゃ研究されているんとわかる、素敵な方でした。


mayadas2 book
mayadasu1.jpg




これは、アビナヤチャンドリカを書かれたもののコピーらしいです。
現在、これ1つか、もしかしたらもう1つあるくらいしか、現存が確認されていないらしいです。
ちょっと、感動して、鳥肌が立ちました。やぶれてて、テープで貼ってあるものが、ぽろっと剥がれて落ちて、、
ひやっとしました。こういうのって、日本だったら、手袋して、絶対誰にも触らせたらあかんやつやんと思いながら、
触らせてもらいました(笑)







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Sattvikabhava
踊りの先生に、アビナヤの練習で、次は、サトビックバーバだ!って昨日言われた。
説明してもらったけど、正直分からない。意味を自分の中で何度もかみ砕いて、かみ砕いて、
それが自然と湧き出てくるって、言われた。そして、それが出た時に、確実に自分で理解するって。

なんだか泣きそうになった。

しかし、どうも出てこない。出てきていないみたい(笑)
意味を調べてみた。
やっぱり、無意識にあふれる感情みたいな感じかな?





Sāttvikabhāva (सात्त्विकभाव) refers to “involuntary state”, according to the Nāṭyaśāstra chapter 6.

There are eight kinds of sāttvikabhāva described:
stambha (paralysis),
pralaya (fainting),
romāñca (horripilation),
sveda (sweating),
vaivarṇya (change of color),
vepathu (trembling),
aśru (weeping),
vaisvarya (change of voice).



何度も、歌の意味を読み解いて、音楽を何度も聞いて、情景理解して、
その意味を感じて、考えて、感じて、、、
その繰り返しなのかなあ。。。。。。。。。。
全然上達しないです。


踊りの先生に怒られた話
先週から新しい演目がはじまって、現在週2回通っているのですが、
週2回のうち1回は、グループレッスンの為、別のシニアのダンサーに、習い始めた演目を教わって、
覚えられないから、彼女のダンスビデオを見ながら、練習をしていた私。
ピュアダンスの部分は、直ぐに覚えられちゃうけど、アビナヤ部分は意味から確認していかないと行けないし、
他のインド人と違って、意味が大体わかっちゃうみたいな事がないから、人一倍苦労するというか、時間がかかる私。そういう焦りもあったと思う。
実際は、ビデオは踊りの歌を聞きたかったから見ていたというのが正解なんだけど、しかし、

昨日、クラスに行くと、ビデオで練習していた私を知って、先生はちくちくと痛いところを
ずばりとついてきて、まあ、心の深い部分に響くような怒られ方をしました。


mitubanokuroba.jpg

つねにフレッシュな気持ちでクラスに臨むこと。

早く演目を教えられたいと思わない事。前回習ったアビナヤも何度も何度も意味を考えて、踊り続けて、
初めて、自分のものになって、心から踊りが出てくるのに、私は、それが出来ていないという事。それなのに、
新しい演目を次から次に習いたがる事。

ビデオで習うと、自分のものになっていないから、直ぐに踊りを忘れちゃう事。
また、自分の踊りにならない事。心から踊れない事。




まーーーーたく、その通りだと思いました。先生、本当に深い所を見ているし、
ついてくる。他の生徒に対するアドバイスやコメントも本当に的確です。
本当にその通り。とっても反省しました。

折角、インドに住んでいて、対面で習う機会を頂いているのに、本当になんて馬鹿なんだ。。










アビナヤダルパナの勉強会のその後2
アビナヤダルパナの勉強会を開始して、この間、第二回目が終了しました。
翻訳をする箇所を事前に共有して、それぞれが期限までに翻訳を提出、事前に分からない所は、
文献や先生や知人に確認、そして、勉強会に挑みます。


abhinayafuu.jpg


アビナヤダルパナは、アビナヤチャンドリカに比べて、かなり実践的な内容かと理解していましたが、
実際は、確かに実践的なのですが、アビナヤチャンドリカをオリヤ語で読み解いていってるわけではなく、
それを英語とサンスクリットに訳された本を読み解いていく作業であるため、
間違いや抜けている事、前後している箇所が沢山あるとしりました。


そして、勉強するにあたり、やっぱり長い研究や調査が必要な事、
まだまだ始まったばかりですが、前途多難な感じ、、
しかしながら、本当に勉強になります!

また、いろいろな素晴らしいオディッシーダンサーが日本中(海外からも)から参加されていますので、
質問1つ1つに深みがあり、大変興味深いですし、勉強になります。
ゆっくり、じっくり取り組みたいと思います。

ジャイジャガンナート!伝統的な踊りのサリーの着方
昨日はラタヤットラでしたね。
ジャイジャガンナート!!!



ところで、最近、踊りの先生に、自分の持っている衣装はお尻が小さく見えすぎてかっこ悪いと言われました。
実生活では、自分のお尻が大きい事が多少悩みなのに、小さいなんてって言われてしまって、
うーんって感じです。そして、細すぎるって言われて。。確かに朝にアシュタンガヨガにし始めてから、身体がちょっと全体に
小さくなった気がします。しかしオディッシーには、細すぎるとやっぱり、豊かさがない。


それでなくても、自分の踊りは豊かさがないんだから、、、何とかしなくては。
そう考えていると、先生が、サリーを着た方が絶対、良いよ!って勧めてくれました。


通常、日本でも最近ではインドでも、サリーから衣装を事前に作って、それを公演の時は着ます。
しかし、伝統的には、サリーをそのまま巻き付けて着ます。
そこで、念願の伝統的なサリーの着付けを先生から習い練習しました♪


saree traditionaodisis


数回練習してみると、
意外に簡単に着れるもんだなとびっくりしました。
しかし、この着方だと、フルサリーを使っても、上半身部分は作れません。
オリッサの田舎の方へ行くと、おばあさんはブラウスをしていなくって、上半身が普通に裸の上にサリーを
着ているのを見かけます。そんな感じで?上が無くても、今みたいに、たたかれる事はなかったのか?!


有名なマレーシアのスートラダンスシアターのグループのこの着方をしていますが、
かなり前に前掛けなしで、ブラウスだけで公演して、凄い叩かれました。
それからは、ドゥパタをするようになりました。


つまり、この着方だと、別にドゥパタを作らないと行けないですね。
これだと、お尻が間違いなく豊かに見えます。しかしそれに合わせた上半身も考えないとだめですね。
色々検討要素ありですが、こういった指摘やアドバイスは、一つ一つ大きな勉強&成長になり、本当に嬉しいです♪